ジョニー・ライデン探しを始めた途端、回りだした歯車。レッドたちに謎の敵が襲いかかり…?
Ark Performanceさんの漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』2巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。
前巻『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』1巻のレビューはこちら
『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』2巻 主なあらすじ
- 野盗の急襲が続く中、青いゲルググの攻撃を受けるレッドのザク。驚異的な動きを見せるゲルググに対し、拾ったマゼラトップ砲で応対するザク。しかし射撃管制装置が武器を認識しない…!
- それを自分でも訳が分からぬまま、マニュアルで操作するレッド。割って入ったアッシマーの手助けもあり青ゲルググを撃退するが、自分の中の未知の力に疑問が湧く。
- その後FSSで解析した結果、青ゲルググに連邦の技術が使われていることが判明。相手はあえてゲルググタイプを使うことで、何らかのメッセージを発信しようとしたのか…?
- そしてFSSに、民間軍事会社「テミス」の社長、ジャコビアス・ノードが来訪。青いゲルググを調査している彼は、リミアにゲルググ、そしてザンジバル級改「キマイラ」の写真を見せる。
- 一年戦争中、最も有名でありながら最も謎の多いジオンの特殊部隊・キマイラ。ジャコビアスはキマイラが「『ザビ家の財宝』を守っていた」と匂わすが…。
- 一方、南米ジャブローでは、青いゲルググのパイロットであるユーマ・ライトニングが始動。「隠し物」を探して行動を開始するー。
2巻 レビュー
辛くも青いゲルググを撃退したレッド。しかしそれは、事態の始まりに過ぎなかった!
連邦の大物である首相補佐官オクスナー、その子飼いのジャコビアス、連邦の技術が入ったゲルググを駆るユーマ・ライトニングと、役者が続々登場。
そして『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』のキーとなるジオンの特殊部隊「キマイラ」の名が。
キマイラは本作以前にもMSV等で登場していた名称だが、本作で本格的にガンダム・ストーリーに参戦。「幻獣」と呼ばれるその実態は果たして…?
物語後半では、舞台はジャブローへ。『機動戦士Zガンダム』で核爆発があったんじゃないの?と思われるかもしれないが、それはごく一部。外縁部やその他施設は無事、という設定。細かい部分にも気を配っているところが、ガンダム・ファンの心をくすぐる。
そのジャブローで激突するのは、かつてキマイラに所属していた旧ジオン兵たち。彼らが探しているもの、または隠したいものである「ザビ家の財宝」とは何なのか?『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』3巻へ続く!
【付録:2巻登場の主なMS・MA・その他兵器】
- 陸戦高機動型ザク
- 高機動型ゲルググ改(青)
- アッシマー
- ズゴックE
- 複合試験型グフ
- ゲルググキャノン(ジャコビアス・ノード専用機)
- ハイザック
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