FSSの業務として、コア・ブースターのテスト飛行を行うレッド。そこに襲いかかる謎の紅いギャプラン！そのパイロットは…？
Ark Performanceさんの漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』3巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。
前巻『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』2巻のレビューはこちら
『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』3巻 主なあらすじ
- ジャブローで戦いを繰り広げるユーマとジャコビアス。それを見つめる謎の少女。「ジョニー・ライデン」と呼ばれる彼女の正体は…？
- 一方宇宙では、連邦軍がジオンの残党狩りをしていた。そこに割って入った3機のゲルググ！あっという間に両陣営を蹴散らす。そのリーダー・ジーメンスは言う。「ジョニー・ライデンは死んだのさ」
- 再び地球。連邦の航空宇宙試験場で、V作戦関係の資料を調査するレッドとリミア。その一環としてレッドは、（紅い）コア・ブースターのテスト飛行をすることに。
- しかし試験飛行中、突如ミノフスキー粒子の濃度が上昇！マッハ3.3でコア・ブースターに謎の機体が迫る！それはジョニー・ライデンを名乗る少女（ジョニ子）の紅いギャプランだった！
- 圧倒的な破壊力を持って迫るギャプランに苦戦するレッド。一計を案じ、何とか相打ちに持ち込むも、「環境改善プラント」に不時着する。
- その後、「ジョニー・ライデン撃墜」の報が各所に流れ、ゴップ・オクスナー・ユーマ・ジャコビアスら各陣営が動き出す…。
3巻 レビュー
『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』3巻の注目は、何と言っても「コア・ブースターVSギャプラン」の空中戦。
何故か紅く塗装されたコア・ブースターで飛行テストをするレッド。しかしミノフスキー粒子の散布とレーザー回線の遮断で、擬似的な「密閉空間」を作られる。
そこを急襲するジョニ子の紅ギャプラン！左右の腕に付くバインダーが通常タイプとは異なり、丸みを帯びた独特の形状をしている機体なのだが、ユニークなデザインで非常にカッコいい。
そのパイロットであるジョニ子は、レッドのことを「ジョニー・ライデン」と呼ぶのだが、その真意は果たして？
なお今巻ではFSSのリポートとして、ギャプランに絡んで可変MS・MAの生まれた経緯、コア・ブースターに絡んでコア・ファイター開発の経緯と発展が紹介されている。ガンダム好きにオススメの通好みな解説がされているので、ぜひ一読されたい。
そして撃墜されたレッドを巡り、各方面が動きを見せていき…。『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』3巻へ続く！
【付録：3巻登場の主なMS・MA・その他兵器】
- 高機動型ゲルググ改（ユーマ機）
- ゲルググキャノン（ジャコビアス機）
- ズゴックE
- ジムⅢ
- ガザC
- 高機動型ゲルググ（キマイラ隊）
- ゲルググキャノン（キマイラ隊）
- コア・ブースター
- ギャプラン（紅）
- Gファイター
- ジム・スナイパーカスタム
- 高機動型ゲルググ（ジョニー・ライデン機）
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