ヤザン参戦！野獣VS幻獣：漫画『ジョニー・ライデンの帰還』4巻レビュー

「環境改善プラント」にて遭難中のレッドとジョニ子（イングリッド0）。彼らを巡ってFSS・キマイラ、そして「あの男」が動き出す…？

Ark Performanceさんの漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』4巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。

『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』4巻主なあらすじ

コア・ブースターとギャプラン、相打ちとなった2機。そのパイロットであるレッドとジョニ子は、環境改善プラントの森林の中で対面。ジョニー・ライデンを名乗る少女・ジョニ子はレッドに問う。「あの叛乱の時を覚えてる？」
一方、レッドの回収に向かうリミアらFSS、「ジョニー・ライデン撃墜」の報を受けユーマ・ライトニングらキマイラが活動開始。
そしてゴップ議長からイングリッド0回収の命を受ける地球連邦軍。そこに投入される特殊部隊「ナイト・イェーガー」の隊長は…ヤザン・ゲーブル！
現在は「ヴァースキ」と名乗るヤザンは、ジム・ナイトシーカーでキマイラのズゴックEと交戦、それを撃破していく。そこに割って入るユーマのゲルググ。元ティターンズVS『幻獣』キマイラの戦い！その結末は…？

環境改善プラントの地下施設で会話を交わす、レッドとジョニ子。

「俺はアメリカ出身のレッド・ウェイラインだ！」と頑なに言い張るレッドだが、ギャプランのパイロット・ジョニ子は、レッドを「ジョニー・ライデン」として認識。果たしてレッドはジョニーなのか？

…というのはまだまだ分からないのだが、見た目は全くの少女なのに、一年戦争時のジョニー・ライデンを知る、という強化人間・ジョニ子＝イングリッド0の存在が気になる！

一方、今巻から『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場するヤザン＝ヴァースキ。グリプス戦役で名を馳せた『野獣』が物語に参戦。これは熱い…！

名前を変え（理由は不明）、現在は連邦ナイト・イェーガー隊の隊長となった彼。しかしその野獣っぷりは健在。ちょっと不気味な風貌を持つジムタイプ「ナイトシーカー」でジオンMSを撃破していく。

そのヴァースキと対峙するのが、ユーマのゲルググ。特殊部隊用のジムと、近代化改修を受けたゲルググの迫力ある戦いが、4巻の大きな見どころ。足場の悪い森林で勝つのは、果たして野獣かキマイラか？『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』5巻へ続く！

【付録：4巻登場の主なMS・MA・その他兵器】

【機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還(4)】