「闇の柱」現象の調査で、大学に足を踏み入れたアキラ・千景・木場の三人。そこには既に殺し屋の手がまわり、操られた大学生たちが彼らを襲うー!
四方山貴史さんの漫画『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』6巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。
前巻『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』5巻のレビューはこちら
『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』6巻 主なあらすじ
- 大学内に入ったアキラは、地面に魔煙(クワルム)が込めれられた「石」を見つける。その残留魔煙から、鈴の探している人物の姿が浮かび上がる。
- その時、アキラをナンパする一人の女子大生が。千景・木場と別れ、あえてその手に「乗る」アキラ。
- そして「合図」をきっかけに、学生たちが一斉に襲いかかる!殺し屋の術にかかった彼らを一人でも死なせれば、退魔師協会から駆除対象に認定される可能性が。犠牲を出さないよう立ち回るアキラだが…?
- 千景・木場も学生らの群れから逃れ、建物屋上で落ち合う三人。そこでアキラは、かねてから謎だった情報の漏洩元が、千景である可能性が高い、と本人に告げる。
- アキラの頬を張り、その場を去る千景。このままパートナー解消となってしまうのか…?
- 戦闘態勢を整え、校舎内に突入するアキラ。その先には、毒による暗殺を得意とする女殺し屋・ヴェスパが。その波状攻撃をかわした瞬間、新たな殺し屋・老龍(ラウロン)が!
- 超強力な拳法を使う、凄腕の殺し屋である老龍。その攻撃に追い詰められるアキラ!さらにその前に、かつて戦った「鵺」が現れ絶体絶命ー?
6巻 レビュー
最強の殺し屋が襲いかかる殺し屋編も、いよいよ佳境に。大学内に侵入したアキラたちに、操られた大学生集団がゾンビ映画さながら襲いかかる!
さらに鈴の情報により退魔師協会の情報漏洩源が、千景である可能性が高いことが発覚。誰が味方で誰が敵なのか?混沌とした状況になり、先が読めない展開に。
そして単独行動を取るアキラを狙い、凄腕の殺し屋が続々集結!その一人ヴェスパが、ファンキーでちょっとエッチなお姉さん、という感じでとても良い(笑)。
とても良いんだけど、残忍で最悪な殺し屋であるヴェスパ。そこに怪しげな中国拳法を使う殺し屋・老龍が登場。恰幅のいいおっさんなのだが、こいつもまた恐ろしく強い!
その老龍は、退魔師協会の東森店長と因縁浅からぬ中のようで、迫真の拳法バトルが勃発ー?『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』7巻へ続く!
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