ターボババア編決着!しかし新たな怪異が…:漫画『ダンダダン』2巻レビュー

ターボババアの力を封じ込めた桃とオカルンだが、トンネルに巣食う地縛霊(カニ)に追われることに!そしてさらなる怪異が二人を襲う?

龍幸伸さんの漫画『ダンダダン』2巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。

前巻『ダンダダン』1巻のレビューはこちら

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『ダンダダン』2巻 主なあらすじ

ダンダダン 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
  • ターボババアの力を体の中に封じ込めることに成功した、モモとオカルン。その二人を、巨大なカニ(=トンネルの地縛霊が集合した姿)が襲う!
  • ターボババアの「呪い」で変身したオカルン。モモを担いで走るが、逃げ切れない。そこで閃いた桃、カニを銭湯に誘い出し…?
  • なんとかカニを処理した二人。ターボババアの力が及ばない正能市外に出ようとするが、墓地から呼び出された霊、そして復活したカニに再び終われピンチ!それを桃の機転と祖母・星子の霊能力で撃退!そして空に還っていく霊たち…。
  • イチモツも無事取り戻し、一件落着。しかし翌朝、あいさつの仕方に迷っているオカルンを、校門で自然に待ち受けるモモ。二人はすっかり友達に…!
  • だが新たな問題発生!トイレで「タマ」が無いことに気づくオカルン!さらにその体の中に「何か」がいる…。実はターボババアは生きていた…?
  • そして学校では、腹黒な美少女・愛羅とトラブルになる二人。その愛羅は、偶然オカルンのタマを拾って…。

ターボババアの真実…

ターボババアを封じ込めた!と思ったのも束の間、巨大なカニ(=地縛霊の集合体)に襲われるモモとオカルン!

このカニのビジュアル、巨大感が大迫力!1巻でも巨大な敵が登場したが、不気味さだけではない、大きいが故の圧倒的な迫力が描かれるのが、『ダンダダン』の面白いところ。

そのカニをモモの超能力、そして霊媒師である祖母・星子の仕掛けで撃退!そこに至るまでのスピード感あふれるバトル、そして「ちょっといい話」にまとめるストーリーの作りも良い読後感。

かくしてターボババアの件は無事解決!と思いきや、なんとオカルンのアソコからタマが無くなっていることが判明!(笑)いや笑いごとじゃない…。

ターボババアの「霊力の膜」に包まれた「5センチくらいの金色に輝く玉」。それを夜中に探す高校生男女。なんともシュールw。

新たなオカルト美少女が登場!

その玉を握っていたのは(※比喩表現)、自他共に認める美少女・愛羅!やや腹黒な彼女には、ロザリオと聖書を持ち歩き悪魔祓いをする、ちょっとオカルト気味な一面が。

しかし彼女の持つ玉が、その霊力に影響を…?モモの超能力を「悪魔」の影響と勘違いした彼女は、モモを呼び出して悪魔祓いを試みる。が、実は狙われていたのは愛羅自身だった!

ターボババアの件が落着し、ちょっと甘酸っぱいラブコメ展開へ。…と思ったところにまた怪異が降りかかる!この絶妙なバランス、飽きないわ~!『ダンダダン』3巻に続く!

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