「闇の柱」現象の謎を追うアキラと千景。その発生地点へと結界を超えて進む彼らに、強力過ぎる刺客が襲いかかる！
四方山貴史さんの漫画『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』2巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。
前巻『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』1巻のレビューはこちら
『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』2巻 主なあらすじ
- 江戸村で敵を撃退。パートナーとして絆を深めたアキラと千景。さらにアキラの家が謎の爆発に遭い全壊したことで、ひとつ屋根の下にで過ごすことに。さらに深まる二人の仲ー
- …ということは別に無く（笑）。しかし少し気になる千景の表情。その裏にあるものは？
- そして東森から新たな任務を受ける二人。多くの退魔師が犠牲となった「闇の柱」発生地点へ、調査に向かう。
- 結界を超え、中心部へと進むアキラと千景。そこはドラゴンやキマイラ・ミノタウロスらが闊歩する、異常な世界だった！
- モンスターたちをアキラの格闘術＋千景の霊装で撃退していく二人。そこに現れたのは、同じく男女二人組の殺し屋。
- その女の方「鵺（ぬえ）」は、ひと目見て「ヤバい」と分かるヤツ。日本の妖怪を操り、アキラを追い詰めていく。そして絶体絶命のピンチになった時、アキラの中に封じ込められていた「アレ」が…？
2巻 レビュー
パートナーとなり初めての戦闘を乗り越えたアキラと千景。その後ちょっとエッチなハプニングも混じえながら、親睦を深めていく。
千景の家で、着物や布団・畳に「最高に日本って感じだ！」とめちゃくちゃ感動するアキラがカワイイ（笑）。任侠映画のマネしたりして、映画ネタを挟んでくるのも『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』ならでは。
そして千景と話すなかで、師匠が日本にいるかもしれない、と話すアキラ。しかし同時に、（アキラが機内で襲われた）日本行きの飛行機を手配したのは誰か？という話に。退魔師協会に疑惑が…？
そして新たな戦いへと赴くことアキラと千景。そこに現れたのが、最強の殺し屋・鵺。
ジャパニーズ・モンスターを操り、たった一人で数々の特殊部隊を壊滅させてきた彼女。とてもオシャレで美人のお姉さんなんだけど、その雰囲気が醸し出す不気味さにブルッと来る…！
その鵺に追い詰められたアキラは、1巻冒頭で見せた「あの姿」に。一方、千景も鵺の相棒に苦戦し…『終の退魔師 ―エンダーガイスター―』3巻へ続く！
コメント