怪獣が一般市民に襲いかかる!:漫画『怪獣自衛隊』6巻レビュー

緊急事態宣言下の東京で、遂に怪獣と会敵した自衛隊。果たして現在の装備で撃退することはできるのか…?未曾有の戦いが始まった!

井上淳哉さんの漫画『怪獣自衛隊』6巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。

前巻『怪獣自衛隊』5巻のレビューはこちら

※このページにはプロモーションが含まれます。

『怪獣自衛隊』6巻 主なあらすじ

怪獣自衛隊 6巻 (バンチコミックス)
  • 神田川に姿を表した巨大怪獣オロチの幼体は、警視庁の警備艇”らいちょう”に体当りし、転覆させる。中には乗員4名が取り残されているため、自衛隊は迂闊に攻撃ができない…!
  • その乗員を狙って姿を表した怪獣に、自衛隊の機関砲が火を吹く!しかし水の抵抗もあって致命傷を与えることはかなわず。その間に”らいちょう”乗員の救助を急ぐ。
  • 一度姿を消した怪獣だが、驚異的な跳躍力で川を飛び越え、陸地へ。みすみす上陸を許してしまう。
  • その頃、某駐車場で秘密裏に会談をする弘原海(わだつみ)海将補と米軍スレンダー少将。米軍が怪獣を逃がしたのではないか?と問い詰める弘原海に対し、怪獣をきっかけにより強固な日米同盟を築く、と不敵に笑うスレンダー…。
  • そして自衛隊が後楽園近辺で怪獣と交戦している最中、「2匹目の怪獣」の存在が明らかに!公園の中から姿を表したそれは、一人の少女に近づき…。
  • 捕食しようとしたその時!近辺を警戒していたこのえが、間一髪彼女を救う!しかし少女をターゲットに据え、執拗に二人を追い回す怪獣。果たしてこのえ達は逃げ切れるのか…?

巨大な「肉食動物」

遂に自衛隊の前にその姿を顕にした怪獣。全長10数メートルのそれ、トカゲのように素早く這い回り、頑丈な表皮と驚異的な跳躍力を持つ、未知の生物。

その性質として確実にわかっているのは、人間を喰うこと!

人間より遥かに大きい「肉食動物」に、初めて出会う自衛隊。歩兵と特殊車両中心の武装で立ち向かうが、果たしてそれを駆除できるのか?一歩間違えば「死」が待っている緊迫した戦いに、思わず息を呑む。

少女を救うのは…このえ!

そして怪獣は一体だけではなく、実は複数体いることが判明(読者は知ってたけど)。

そのうちの一匹は、通りがかった少女をターゲットに!狙われた少女を助けるべく、孤軍奮闘するこのえ。

かつて巨大怪獣に襲われたクルーズ船。その船内で超人的な活躍を見せた当時を彷彿させる、その姿。現在は自衛隊という組織の一員だが、しかしそこでも「個」の輝きを放つ、彼女の勇姿がカッコいい!

一方、上陸した怪獣たちはその牙を人々に向ける!必死に交戦する警察と自衛隊だが、予想外な出来事が…?『怪獣自衛隊』7巻へ続く!

コメント

タイトルとURLをコピーしました