「ザ・ダイヤモンド」の最下層・地下1000階に落とされたハガたち。脱出を試みて、かれこれ…1年!その頃、地上では異変が…?
左藤真通さんの漫画『この世界は不完全すぎる』7巻コミックス・レビュー。ややネタバレあり注意。
ようやく地下1000Fから脱出!
サイ公国を統治するメタAI・アルバと、司祭・レンにより、公国の地下1000Fへと落とされたハガたち。
脱出するために地道に上層を目指し、ついに地下1Fへ!
そして時間も1年が経過!(笑)いや、笑いごとじゃない…。
ゲーム世界に閉じ込められた彼らだが、リアルな肉体はどうなってるんだろうね…?
それはさておき、地上へ帰還!ようやく陽の光を見たハガ一行。だがそこには、彼らを最下層に突き落とした張本人、アルバとレンの姿が…!
というわけで息つく間もなくバトル開始!
ピンチを救ったのは…ニコラ!
しかし相手はゲームの最上位に位置するメタAI。生半可な力で勝てるはずもなく、全滅のピンチに…。
それを救ったのは6巻ラストで驚きの姿を見せた、ニコラ!
忍者装束に身を包んだ彼女。なんとNPCながら盗賊(アサシン?)にジョブチェンジをしていた!そんなんアリか(笑)。
だが1年間の修行は伊達じゃない!驚異的な強さを見せるニコラにより、ハガたちは九死に一生を得る。
司祭・レンに異常が…?
追手をかわし、地下水道を使ってエスケープする一行。そこでハガとニコラは感動の再会を…。が、気になるのは司祭・レンの態度。
もとはアキラたちと同じ、ゲーム会社の社員であるはずなのだが、どうも彼らのことを覚えていない様子。そこには驚愕の秘密が…!
というわけで7巻後半ではその秘密が語られていくのだが、ちょっとテンポが悪いかな…。物語の進行をもうちょっと早めるか、ページ数を増やしてくれたら嬉しいんだけど。
次巻予告ではニコラにスポットが当たるようなのだが、それも含めてこの7巻に収めてほしかったところ。内容は非常に面白いんだけどね。『この世界は不完全すぎる』8巻へ続く!
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